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マニアックだけど
ブームの予感
それまでは知る人ぞ知るマニアックな食べ物だったスープカレーが、ルーカレーとは異なる独自のジャンルとして認知され始めた。
各店舗それぞれ独自の特徴を持ちながらも、互いに意識・影響しあい、本当においしいスープカレー店が誕生し札幌人の話題になり始めるようになった。現在もその名を残す名店がいくつも出てきたのはこの頃である。
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旅(VOYAGE)のはじまり
ピカンティの前身であるヴォイジュが、ひっそりと北大近くの北21条に開店したのは1996年のこと。席数9席の店の小さな店にもかかわらず、珍しい物好きの北大生に熱烈な支持を受けた。
ヴォイジュのコンセプトは「GRILL&SPICE(スパイス食堂)」。強烈なスパイスと辛さの各種メニューは、次々と進化を繰り返し、現在の原型となるスープカレーが生み出されることになった。(この当時のメニューにはルーカレーやブイヤベースなど様々な料理がひしめき合っていた)徹底的にこだわって作られるスープカレーは狭い厨房のため設備の制限もあり、一日わずか40食限定!あっという間に売り切れ、長い行列に並んだあげくに食べられないお客さんを生み出す事態になった。
実はボイジュが、スープカレーのレトルト化構想を始めたのはこの頃からである。しかし現在のようなスープカレーブームはもちろん、スープカレー商品もまったく消費者市場には存在しなかったため、この企画に乗ってくれる企業も無かった。 |